「家を高く売りたい!」一戸建ての売却を検討した時に知っておきたいこと

初めて家の売却を検討した時には、何からやっていけば良いのかすら分からない…という方が多いと思います。一口に「家を売却する」といっても、不動産屋に買い手を探してもらう『仲介』という手法や不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という手段もあり、売却手法さえも、どれが良いのか分からない…と困ってしまう方が少なく無いのです。

しかし、どのような方であっても、大切なマイホームを売却するわけですので、可能な限り「高値がついてほしい…」と考えてしまうものだともいます。それでは、家を高く売るためには、どういったポイントに注意しておけば良いのだと思いますか?
この記事では、一戸建ての売却を検討した際、皆さんが事前に知っておきたいポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

POINT1 家の状態を客観的に把握することが大切!

一戸建ての売却を考えた場合には、後々の事も考えて、まず家の状態を客観的にチェックしておくことが大切です。室内の綺麗さなどはもちろん、長年住んでいた家ですので、知らないうちに雨漏りやシロアリ被害などの劣化が生じていてもおかしくありません。高く売りたいからと、こういった劣化を見て見ぬふりをした場合、後々大変な事態になってしまうかもしれません。屋内・屋外をしっかりとチェックしておきましょう。

「瑕疵担保責任」を甘く見てはいけない!

不動産の売買契約時には「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」というものがあります。家を購入した人であれば聞いたことがあると思うのですが、これは、通常では気づかない欠陥や不具合などが、売却後に見つかった場合、売主の責任で修繕しなければならないというものです。最近では、万一の事を考えて、不動産会社が補修費用を賄うような瑕疵保証サービスを取り扱っている場合もあるようです。

したがって、後から買主に指摘されて、慌てなくても良いように、建物の状態を細部までチェックしておくと安心です。少しでも劣化や構造などに不安があるようであれば、売る前に専門家による建物調査や耐震診断を行っておくのがオススメです。

建物の状態によって売却形態を考える

建物にも耐用年数というものが存在しており、木造住宅の法定耐用年数は22年と定められています。もちろん、22年を過ぎても、快適に暮らしていくことはできるのですが、建物としての価値はないも同然なのです。
したがって、築年数が経過した家であれば、その状態によってはリフォームしてから売却に着手したほうが良い場合もあります。さらに、家の状態が悪ければ、解体して更地にしてからでないと買い手がつかない…なんてことも考えられるのです。この辺りは、売却を依頼した不動産会社に相談してみると良いでしょう。

なお、住んでいる間に行った補修やリフォームに関しては、後から何を行ったのか分かりやすくするため、書き出して置いたり、工事に関する資料をまとめて取っておくようにしましょう。

隣地との境界線について

一戸建ての売却時には、敷地の境界をはっきりさせておく必要があります。隣地との境界に関しては、境目に境界標が設置されていたりしますので確認してみましょう。なお、この時には、隣家のエアコンの室外機や雨樋などが越境していないかなども念のため確認しておくのがオススメです。
境界に関しては、不動産会社も気にしますので、前述の情報と合わせてお隣さんとの関係性も伝えておきましょう。その他、家の売却時には、「権利書・間取り図・固定資産税納付書」などの書類が必要ですので、この辺りも準備しましょう。

相場を掴んでおく

一戸建ての売却時には、自分でその辺りの相場を掴んでおくことが大切です。大きな金額が動く取り引きですので、相場を知らないと一方的に損な条件を押し付けられてしまう危険もあります。

POINT2 家のアピールポイントをしっかりと考える!

家の売却を検討する場合、自分の家のアピールポイントをしっかりと考えましょう。家は、築年数などによる状態以外にも、立地条件でアピールできる利点が生じたりします。例えば、主要駅から非常に近い、学校の校区や大きな病院が近くにある、憩いの場となる公園など周辺環境が整っているなど、そこで暮らしていく上での魅力を全て書き出すこと大切です。
自分では特にメリットに感じていなかったことでも、他人にとっては大きなアピールポイントになる場合もありますので、細かなポイントまでしっかりと検討するのがオススメです。生活上の利便性が高くなればなるほど、高値が付きやすくなります。

家の外観の美しさは大きなアピールポイントになる!

一戸建ての査定を行う場合、外観の美しさは非常に大きなポイントになります。外壁や屋根の定期的なメンテナンスは非常に重要視されていますが、この部分も外観の状態を見ればすぐにわかります。
家の定期的なメンテナンスは、将来的に売却を検討した場合に、その資産価値を落とさないようにするためにも非常に重要な要素だと覚えておきましょう。

家の売却時には、アピールポイントが多いほど、早く買い手を見つけることができますし、査定金額のアップが期待できます。

POINT3 不動産会社選びが重要!

家をなるべく早く、高く売却したいと考えた場合、相談する不動産会社選びがとても重要です。不動産会社にも得手・不得手というものがあり、マンションの売却は得意だけど一戸建ては苦手…なんて不動産会社もあるのです。

不動産会社の選び方

どの地域でも、たくさんの不動産会社がありますので「どこに相談すれば良いのだろう…?」と困ってしまうことも多いですよね。まずは、以下のような点に注目して不動産会社を探してみると良いでしょう。

  • 一戸建ての売却を得意としているのか?
  • 地域密着など、その地域の情報に精通しているか?
  • 豊富な販売実績を持っているのか?

家の売却などに関しては、大手不動産会社の方が安心…などと考える方も多いのですが、決してそういうわけではありません。大手は幅広いネットワークを持っているのは確かなのですが、地域密着の中小不動産会社は、その地域の細かな情報が集まりますので、早く売却できる場合も多いのです。また、何より重要なのが、誠意をもって対応してくれる営業担当者なのか?というポイントです。会社自体の評判が良くても、自分についてくれた担当者はやる気がない…なんてことになれば意味がありません。あなたの要望などをしっかりと聞いてくれるか、話していて人として相性が合うかなどチェックしましょう。

POINT4 内覧の準備も大切!

『仲介』による不動産売却の場合、購入を検討している方に向けての内覧があります。内覧は、購入希望者に家を気に入ってもらい、できるだけ好条件で買ってもらうために行うものです。したがって、自分の家を一番良い状態に見せるためにも、さまざまな工夫が必要になると考えましょう。
築年数が経過していたとしても、整理整頓ができていて、メンテナンスも行き届いていれば、家の評価が不当に下がるようなこともありません。

内覧までにやっておくべきことは?

家を高く売りたいのであれば、内覧までに最低限以下のような事は行っておきましょう。

  • 屋内の整理整頓
  • 庭やベランダも綺麗に整えておく
  • 家全体の掃除。特に水回り部分は念入りに
  • 照明をつけて、室内を明るく見せる
  • しっかりと換気して生活臭がこもらないようにしておく

時間があまりなくても、最低限上記のことは必ず行っておくようにしましょう。特に水回りの汚れは非常に目立ってしまいますので、念入りにお掃除しておくことが大切です。
なお、長年住んでいて、自分たちの掃除では追いつかない…などといった場合、プロに依頼してハウスクリーニングするのもオススメです。

まとめ

今回は、一戸建て住宅の売却を検討した場合、できるだけ高く売るために知っておきたい基礎知識についてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、家を売る時には、さまざまな要素が関係してきますので、高く売りたい場合には、注意しなければならないポイントが非常に多いのです。

特に、『仲介』の手法で売却を行う場合、購入希望者に家を気に入ってもらうため、いろいろな事前準備を行っておく必要があると考えておきましょう。考えれば分かりますが、壁紙が剥がれそうになっていたり、お風呂がカビだらけになっている状態を内覧すれば、家のメンテナンスを何も行っていないと考えられてしまい、その家を買おうと考える方などいませんよね。

なお、不動産会社に直接買取してもらう場合であれば、相場よりは少し安い価格になってしまうのですが、上述したような手間が一切なく、素早く現金化する事ができるというメリットがあります。さらに、業者に買取してもらう訳ですので、瑕疵担保責任など、後から家の不具合でトラブルになて…なんて心配もありません。

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